Bid OpsとTechwasabiの事例
Techwasabiは日本企業のインオベーション活動をサポートサービスを提供しています。。主なサービス内容はスタートアップマッチングし、その中から、要件に基づき、興味のあるスタートアップの選定及びMTG設定、また、協業を検討する際の詳細リサーチをし、競合との比較を含め、スタートアップやソリューションの評価をレポートをしています。サービス内容からも日本企業とハンズオンでプロジェクトを進めることが多いが、今回がスタートアップ側からの依頼で日本企業と協業するための資料を適切なものへと手を加えた事例です。
Bid Ops社紹介
Bid Op社は独自の予測型調達オーケストレーションプラットフォームを提供するスタートアップ企業です。運送業者の利用顧客には個人客以外に商品・部品などの調達をする企業が多く含まれ、Bid Ops社はB2Bの領域に対してのアプローチをしています。
BidOps社のプラットフォーム上には入札、契約、調達だけでなく、調達活動全体において希望する結果と即時のフィードバックを組み込む能力を持っていて、機械学習、ゲーム理論、行動科学を活用し、調達プロセスをシミュレートして価格や商業条件を提案し、企業とサプライヤーとの迅速な合意を支援します。また、bidopsはグローバルなサプライヤーネットワークと連携し、最適な価格で適切なサプライヤーを見つける手助けをします。この領域を改善することにより、時短だけではなく顧客が運送業者に荷物の到着予測やサポートなどの運送業者側の業務改善にも直結します。
Bid Ops社のターゲット顧客
Bidops社がTechWasabiに期待すること米国に本社を置く企業で、今後グローバルなソリューションを提供していきたいと考えていいた。BidOpsもまだ海外企業にソリューションを提供するのは試験段階であり、システムやマニュアルなども現地化できていなかった。このため、Bid Ops社が日本企業と競業する際にプレゼン点ショーンなどの提案資料を、日本語化し日本企業に対する戦略的なアプローチのアドバイスをしてほしいという依頼を受けた。
TechWasabiとして
Techwasabiでは、BidOpsから受け取った資料を日本語に通訳するだけではなく、Bid Opsが何を伝え、どのように協業するかのメッセージを加え、企業の担当者向けにスライドに変更を加えた。日本企業が海外スタートアップと協業をスムーズに進行できるように要点と伝えたい項目に重点を置きつつ初歩的な質問がでないように配慮。
本編から外れるが、Bid Opsとはプレゼン資料を作成する際に4回ほどMTGを実施し、MTGの進行、相手が求める物とBidOpsが伝えたい物の差、プレゼン相手は誰か? などをすり合わせ双方が理解できる資料を提供
日本大手運送企業とのMTG後
Bid Ops社は日本大手運送企業へ最適な提案をすることができた。今回TechwasabiとBid Opsと資料の詳細をすり合わせのMTGができたため、提案を運送業者とのパートナーに寄せることができた。運送業者の業務に関連するサポート業などの最適化と改善を主として資料をまとめた。簡易的な通訳で提案してしまうと運送会社にとっても業務外の範囲となってしまい、うまく伝えられなかったという課題があった。今後一年を目安に協業のPoCプロジェクトが行われるとのこと。
最後に
TechwasabiではBid Opsのような米国のスタートアップ側にも立ち、スタートアップの提案を日本企業への提案も助けている。今回のプロジェクトでは大手日本企業の担当者というよりも決定権をもった上層部へのアプローチにすることにフォーカスをおくことによってBid Ops社と日本企業がうまく協業できるように願う。