GoogleとAppleでコロナウイルスを追跡
4月12日GoogleとAppleがコロナウイルス関連でパートナシップを組みプロジェクトを回す発表をした。
パートナーシップの内容ではコロナウイルスに感染した患者と健康な人の接触した可能性を把握するツール(またはアプリ)であり、また接触した人に対して健康状態の把握と説明している。このツールは、政府がコロナウイルスの拡大抑止用に提供するデーターである。
このプロジェクトにはフェーズがあり、初期フェーズはIOSとandroidのアプリのAPI連携であり、このAPIはユーザーに合意してもらい、スマホがら暗号化されたIDを発信し、コロナの影響が多いところから人を避けるものとGoogleとAppleは言っている。このAPIの中にはBluetoothのデータ転送も入っており、iPhoneをなくした際に使う「デバイスを探す」機能をパーソナルスペースの距離把握とユーザー間の接触に役立ちウイルスのトレースと人数の把握をするのには有効な手段である。
第二フェーズはプロジェクトをOSレベルまで掘り下げてトレースし、ユーザーは何もダウンロードする必要もなく、公衆衛生の改善を促す。初期フェーズはではBluetoothを使う可能性が高いため電池の消耗が激しいため第二フェーズではOSレベルのトレースにしスマホの寿命を伸ばすと考えているであろう。
追記として両社は個人情報についても語っている。このシステムはランダムIDを15分おきに変更し、個人情報はサーバーとはやりとりはしていない、またコロナ発症者は特定できないようになっている。
ツールの予測
①二人が一定時間(例えば10分)近くにいた場合スマホでランダムIDを交換します。
②二人のうち一人がコロナを発症した場合、APIで繋がっている公衆衛生局の案内アプリがスマホ内に届きます。
③追加の同意を得て暗号化された14日分IDデーターを送り、その中でコンタクトした人に対しての警告を出していきます。
IOS
apple社が開発したiPhone・iPad専用オペレーティングシステム
Android
Google社( Alphabet社)が開発したスマホ・タブレット専用オペレーティングシステム。ソフトなので、機種を開発する必要がなくサードパーティが機種を作っている。
API
Application Programming Interfaceの略、ソフトウェア上で得たデーターを他のソフトと共有する仕組み。