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Airbnbが1000億円融資調達

Airbnb(エアビーアンドビー)は民宿・宿泊施設を貸し借りできるサービスで、7億件以上の宿泊場所を提供し、常に2億人以上滞在している. 2007年に開業したこのサービスは2019年に企業評価を3.1兆円まで上がり、2020年にはIPOになると予測されていた企業の一つでもある。

好調に進んでいたが、2020年の2月からのコロナショックで観光、航空、ホテルなどのレジャーが大打撃を受けているのもあり、Airbnbは4月16日にコミット型のシンジケートタームローンを投資機関から1000億円受けると自社サイトで発表した。
サイト

Airbnb-CEOのBrain Chesky氏は
「パンデミックの打撃を大きく受けてる旅行業界の中で当社を信頼してくれた事に深く感謝します。我々は旅行業界が戻って来る事を信じ、この投資は単に落ち着くのではなく、コミュニティ(民間)に投資し、Airbnbが先進し続ける事を可能にします。」と言っており、今後の復活を期待したい。

IPO
Initial Public Offering (イニシャル・パブリック・オファーリング)の略。
日本語では、「新規株式公開」「新規上場株式」といい、市場に証券取引所に出し、誰でも株を買う事ができる。

コミット型のシンジケートタームローン
設定されたロードマップの中で複数の金融機関(もしくはVC)が取りまとめた資金の調達方法であり、より多くの資金調達が可能である。