Niantic社3Dマッピング企業買収
Niantic社(ニアンティック)と聞くと聴き慣れないが、ポケモンGOと言えば知ってる人は多くいる。ポケモンGOは2005年に任天堂と株式会社ポケモン(The Pokémon Company)が出資した企業でもある。またAR技術を使い外でポケモンを捕まえるため、付近の住人に迷惑が出ているとニュースが出たりしていた。そのゲームアプリを提供しているのがNiantic社だ。
今月Niantic社でMegan Quinn氏が新しくChief Operating Officerに就任した。 彼女はNiantic社の初期メンバーであると共にボードメンバーでもある。ポケモンGOは人に運動を促進させるアプリで、自宅待機命令が出ているにもかかわらずアクティブな会社である。Megan氏のCOO就任と共にNiantic社は3dマッピング技術を持つ6D.AI社を買収した。(買収価格は公表されていない)6D.AI社は3Dマッピング技術をスマホで見たものをリアルタイムに3Dデータに変換できる技術をもちAR クラウドを構築する。6D.AI社はすでにAutodesk, Accenture, QUALCOMM などを顧客に持っている。
Niantic社のポケモンGOに自宅待機で低迷させないためにアップデートが近々でるとNiantic社のウェブサイトで発表があった。 ソース
このアップデートではこないと思うが、ポケモンGOユーザーが自分の好きな場所の3Dデータを共有し、より高次元な3Dワールド内で遊ぶことができればより面白くなるかもしれない。今後Niantic社がどう3Dマッピング技術をどう展開していくのか楽しみだ。
技術の応用
Niantic社の3Dマッピング技術は様々な場面で使われると思う。ゲーム開発・仮想世界・医療・人員救助などにも応用できそうだ。例えば大きな地震などで建物が崩れ人が閉じ込められてしまった場合、携帯電話のカメラでその場の3Dマッピングデータを共有し建物の素材や強度を照らし合わせれば、閉じ込められている人に時間削減や負荷をかけずに救助できる。
AR技術
Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)の略で拡張現実という意味。実在する風景に視覚情報を重ねて表示し、情報を拡張する。最近ではgoogle maps やInstagram にも入ってきている。
3Dマッピング
またはプロジェクションマッピング。
平面に移すものと違い、物を立体データに移す。そのためデータを作るには映像を取り込むセンサーと距離センサーが必要になる。最近では2020年iPad ProのLiDAR スキャナがある