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やはりきたFacebook チャット新機能追加

4月24日11時にFacebook のCEOマーク・ザッカーバーグの自信のページから新機能に関する情報が出た。Facebookメッセージアプリ Messenger アプリなどのフェイスチャットの強化し、ユーザーがバーチャルルームを作成し、相手がFacebook IDを持っていいなくても参加でき、最大50名まで時間無制限の大型バーチャルルーム「messenger Rooms」ができる。

これはZoomの対抗として業界を騒がせており、Zoomの無料枠は1対1の場合であれば無制限だが、人数をそれ以上にすると40分の制限がかけてある。月々$14.99払えば無制限になる。やはりzoomは無料でユーザーを伸ばし、それ以上の機能は企業向けと差別化を測っている。

Facebookの強み

対してソーシャルメディアは強く、Facebookは広告を収入源としており、Facebookユーザーにとって全機能は無料でユーザー数を伸ばせる。フェイスチャット機能を提供する企業にとって今回のFacebookの新機能は驚異であり、ユーザー数だけで言えばすでに首位に立つことができ、今までのビデオ会議ソフトの常識が崩れようとしている。米国の企業は企業内で使用するソフトウェアにほとんど依存しておらず、変更は毎年検討されるため、企業会議ソフト会社も価格変更やシステムアップデートを出してくるだろう。


この新機能は住んでいる地域ごとにアップデートを広げていき来週には全世界で使用可能になる予定。またFacebook社の傘下「Instagram」「WhatsApp」「Portal」でも同じルームに参加できるとのこと。ここまで来ると「Line」「Google hangout」「Apple Facetime」などの領域を取りに行っており、今後メッセンジャーが首位独占をするとメッセージアプリやビデオチャットアプリなどはFacebookにインテグレートし共存しないとユーザー離れが起きてしまう。
Messenger Rooms


最後にFacebook はMessenger Kidsも発表した。子供向けのビデオチャットルームで親のアカウントからの承認がなければ参加できなく、COPPA(児童オンラインプライバシー保護法)にも対応している。今後教育面でも活用できるアプリだ。
Messenger Kids

バーチャルルーム

Virtual Room はオンライン上で仮想部屋を作りそこに他のユーザーを招待しオンライン上で会話ができる。


インテグレート

アプリやソフトウェア同士をつなげ情報交換し、ユーザーにとって使いやすく
する。一つのID・パスで違うソフトにログインなどがある。APIなどの技術を使う。


COPPA

Children’s Online Privacy Protection Actの略。
児童オンラインプライバシー保護法は未成年者への有害コンテンツや個人情報を守るための法律。ソース