シリコンバレーで話題のアプリ!Robinhood紹介
Robinhoodって?
皆さんRobinhoodというアプリをご存知ですか?Robinhoodはスマホアプリひとつで人気の株に投資ができるアプリです。2013年にシリコンバレーで設立された会社で、バリュエーションはなんと$8B!!日本円で約9000億円、、、文句なしのユニコーン企業です。トータルの調達額も1,000億円。シリコンバレードリームを感じますね。
おまけにこのアプリ、なんと取引手数料無料で利用できるんです。
本記事ではそんな飛ぶ鳥も落とす勢いで成長しているRobinhoodの紹介をします。
準備と登録方法
準備するもの
・ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)
・銀行口座
*本記事掲載2020年5月3日時点ではアメリカのみで利用が可能です。
1,アプリをダウンロードしたら、SSNと銀行口座の情報を入力します。SSN承認にはSSNカードの写真が必要になります。
2, 1日程度で、情報に間違いなければ承認されて利用が可能になる。
登録方法はこれだけ。本当にこんな程度でいいの?って思うくらい簡単です。
*2020年5月3日現在、利用できるのはアメリカ国内だけ、、、早く日本にも進出してほしいですね。
Robinhoodを使ってみよう!
アプリを開くと、以下の写真のように人気の株がデフォルトでWatchlistに表示されています。人気株以外にも、自分が気になる会社があれば、検索をして、Watchlistに登録して、ひと目で株価を確認できるようになっています。
では、Googleの親会社であるAlphabet社のページを開いてみましょう。
各社のページを開くとその会社の詳細が見れるようになっています。
チャート、スタッツ、関連ニュースまで。
さらに下にいくと、、
アナリストがBuy・Hold・Sellの3視点の評価まで見れてしまうのです。
これなら、今までは「やり方がわからないから怖いな」と思っていた人も安心して株が買えそうですね。
筆者も今まで全く投資をしたことがなかったが、Robinhoodを使ってみると、「株式投資って思ったより簡単だな。」というのが正直な感想です。
Robinhood初回ダウンロード&紹介特典
Robinhoodは初回ダウンロード特典として、ランダムで選ばれた会社の株が一株プレゼントされます。$5くらいの価値の株から$100超えの株までランダムで選ばれるそうです。太っ腹。
おまけに既存ユーザー、家族・友人に紹介すると、紹介料として既存ユーザーへも1株ランダムでプレゼントされるそう。
(Techwasabi内でも、Robinhoodユーザーが増加しており、まだ使ったことがない人を見つけると誰が紹介するか議論がおきます。。。)
Robinhoodのユーザー
実際にRobinhoodのCEOは「ユーザーの年齢は30歳前後。Robinhoodは、新しい世代に株式投資をするチャンスを提供している」と語っており、事実Robinhoodで初めて株式投資をしたというユーザーがかなりの数いるとのこと。
Robinhoodにしても、その他のユニコーン企業にしても、「新しい機会を創出する」というキーワードが、ユニコーン企業になるための条件の一つかもしれませんね。
Robinhoodの今後の行方は??
Robinhoodでは現在DebitCardの発行を予定しており、米国内の75,000以上のATMで通常の銀行カードと同じようにキャッシュの引き出しや預け入れ等が可能。また、金利は0.3%とこちらも非常に太っ腹。
では、今後このサービスを利用すると何が起きるのか?
第1:銀行のディスラプターになる
Robinhoodが銀行口座よりも利率が良いと、会社の給与をRobinhoodの口座に振り込みたいという人が増える。
第2:金融業界のプラットフォーマー
その次はキャッシュ・マネジメント機能がつくかもしれない。生活費や買い物がRobinhoodのデビットカードで行われ、トランザクションデータが貯れば、Robinhoodはそのデータを元に余剰のお金をどのように運用したら得するかどうかのアドバイスができる。
ファイナンシャルプランナーの領域まで含めた、金融業界全体のディスラプトだ。
もしかすると、Robinhoodはただの株取引プラットフォームではなく、本当の意味で銀行をディスラプトし、金融業界のプラットフォーマーを目指しているのかもしれない。
Robinhood
2013年にシリコンバレーで設立された、スマホで簡単に株取引ができるスタートアップ。バリュエーション$8Bのユニコーン企業。
ディスラプター・ディスラプト
既存のビジネスモデルを破壊するような、新しいサービス、会社。
プラットフォーマー
あるジャンルを包括的にサービス提供をする会社・サービス